営業マンはbroker(文無し)
お金の世界では様々な金融商品を勧めてくるブローカーがいる。
金融に関する知識がほとんどない人の多くは彼らのアドバイスを聞いたり、お金を預けたりする。
でも、彼らは金持ちではなくただの営業マンだ。金融商品を勧めてくる営業マンはなぜ自分で買わないのかを疑問に思う人は意外と少ないと思う。
自分で買わないのは雇われ人として人に販売している方が儲かるからだ。
実際にお金をうまく扱える人はお金持ちになるが、営業を仕事にして買わせようとしてくる人は自らお金をうまく扱うことはできない。そんな人からアドバイスを受けることを疑問に思わなければならない。
なぜ営業マンの別名をブローカー(broker)というのをかわかる人は少ない。
Broker は「仲介業者」という意味以外に「文無し」という意味がある。
もちろん営業マンが文無しというわけではないが、私が言いたいことはわかるだろう。
良いブローカーももちろんいる。私たちはブローカーを選ぶとき、売りつけてくるそのブローカー自身が自分でも投資しているかを確認しなければならない。
ブローカーが私たちに売ってくるだけで、自分で投資できないほど確信を持てないものに私たちが投資する必要はない。
・レーシックの専門家はメガネをかけている。
・ソーラーパネルの営業マンは自分の家にソーラーパネルをつけない。
・株の専門家(アナリストやアドバイザー)は自分で株を買わない。
これら以外にもたくさん例はあるだろう。
もちろん全員がこうだというわけではない。しかし、なぜその道の専門の人が自分で売っている商品やサービスを自分で使わないのかをよく考えることで、社会に搾取されることを少しでも減らせるだろうと思う。
お金が欲しかったらお金持ち(お金を扱う腕がよくてお金持ちになった人)からアドバイスを受けるべきである。
専門家が分散投資を勧めてくる理由もここにある。
三大投資家の一人ウォーレン・バフェット曰く
「分散は無知に対する防衛手段だ」と言っている。
ファイナンシャル・アドバイザーが分散投資を勧めてくる理由は、彼らはいい会社を見つけることができない。見つける方法も知らない。
なぜなら彼らは会社経営をしたこともなく、ただ雇われているだけの人間だからだ。
とにかくファイナンシャル・アドバイザーなどはただの営業マンだということを忘れてはならない。