中国政府のやり方
久々のブログアップなので一応言うと、僕は今まだ中国重慶留学中です。
おととい、タイ人の同室者と話をしていた時、中国のGDPの話になった。
中国は様々な国の学生に奨学金を出し、留学生を呼び込んでる。
そのタイ人から聞いた話によると、タイでは年々中国語を学ぶ人が増えてきて、今はタイの40%近くが学んでいるんじゃないかと言ってた。
ここではタイを例に挙げていうと、中国はタイ人に奨学金を出し、中国に呼び込んでお金を消費させる。
そして中国で中国の文化や旅行の観光地、※歴史 など中国の良さをたくさん教え、その中国語や中国の文化を学んだタイ人が、友人や家族などに紹介し、彼らは中国に旅行に来て、中国でお金を消費する。
タイ人に出した奨学金は結局中国で消費される。
こういう事を様々な国の学生に奨学金を出して行っている。
できるだけ中国に多くの人を呼び込み、中国国内でお金を使わせることでGDPが上がる。
中国のやり方って賢いよねって話をした。
※ さっき言った ”歴史” について、日本と中国の戦争についての教育なんだけど、まあ当然中国で教える歴史は日本がいかに中国に悪いことをしたかってこと。
中国で教える歴史......ボクは正直本当かどうか疑ってる。
戦争当時、日本軍が中国の人民にしたことについての表現がひどすぎる、残酷すぎる。
誇張して言ってるんじゃないかと....。日本人がこんなに非人道的なことをするのかと....。
こんな教育を小さい頃からしてたら当然日本を嫌う中国人は多くなる。
いずれにしても中国の歴史教育では日本は悪者になるわけ。
そしてこんな教育を多くの国から来た留学生たちにしている。
まあこんな教育もすべては政府が関係しているだけど。よく考えれば中国は情報規制してグーグルは使えないし、多くのSNSも使えない。中国政府は中国国民に本当のことを知られたくないわけ。こうして日本がいかに中国に悪いことをして中国はそれに対して勇敢に立ち向かった というような教育をしてる。
だから中国人をはじめ多くの留学生が日本人である僕に、「日本は本当にあんなことをしたのか?」「なんでお前ら日本人はあんなひどいことをしたんだ?」なんて言ってくるわけ。
日本軍が中国人民に行った虐殺がどこまで本当なのか知らないし、そんなこと聞かれてもわからない。
こんな経験をして教育の力は大きいなと実感した。