長期投資で確認すること
今日、ノート整理してたいたら去年投資の勉強をしていた時に書いたメモが出てきたので、メモ代わりに書いておきます。
長期投資の時に確認する財務指標である、EPSとROEを見る時に同時に確認すべきことについてです。
・EPS(1株当たり当期純利益)を確認する時
EPSが順調に大きくなっている企業は収益性が上がってきている企業で、投資家に良い評価を受けることが多いため、株価が上がりやすくなる。
EPSと合わせてチェックすべきものは、1株当たりの配当金。
配当金は企業が得た利益から支払うため、EPSよりも大きい額の配当を出すことは、本来できない。
EPSよりも配当額が多いということは、企業が持っている資産を取り崩していることを意味する。
そのため、EPSの範囲内に配当が収まっているかを確認する必要がある。
・ROE(企業の自己資本に対する当期純利益の割合)を確認する時
ROEを見るときは同時に、有利子負債自己資本比率も確認する。
式: 有利子負債自己資本比率=有利子負債 ÷ 自己資本 × 100
ROEは高いほうが良いが、あまり高すぎるのは借入金が多いせいという可能性もある。
条件としては、ROEは15%以上で、有利子負債自己資本比率30%以下の銘柄を選ぶと良い。
(業務拡大のために有利子負債が増えることがある。逆に言うと、有利子負債比率が高いのに、業績が伸び悩んでいる企業や、赤字を出している企業などは要注意!)