日本人と欧米人の意識の違いを考えてみた
日本人と欧米人の意識の違いを心理学的に考えてみた。
日本人は一般的に協調性が高く、周りの人に合わせよとする傾向があります。
対して欧米人は自己主張が強く、あまり世間の目を気にしないように思います。
どうしてこのような違いがあるのか......
心理学用語に、自己意識というのがあります。
自己意識とは、外側から見た自分自身についての意識のこと。
自己意識は、私的自己意識と公的自己意識の2つに分けられます。
私的自己意識・・・自分の考えや感情についての意識で、他人にはわからないもの。
公的自己意識・・・自分を外から見た意識で、他人から見てわかるもの。
要はこれが性格や態度、意見の違いに影響する考ってわけですね。
私的自己意識が高い人というのは、自分の内面に注意する傾向があるため、意見の一貫性が高くなるようです。これが欧米人タイプ。
公的自己意識が高い人というのは、周りに良くみられたいと思い、他人に意見に合わせようとします。これが日本人タイプ。
何年か前に、「KY」っていう言葉が流行って、空気読めない奴って意味で使われていましたね。
英語では同じような意味を伝えることはできますが、「空気読め」っていう言葉が生まれるのも日本独自だと思います。
日本人は周りからよく見られたい、批判されたくない、という気持ちが強いのだと思います。
「出る杭は打たれる」ということわざも、日本の集団主義ならではだとおもいます。
日本人の考え方が悪いみたいなこと書きましたが、どっちが良い悪いということを言いたい訳ではないです。私自身日本人の謙虚な性格は好きですから。
それぞれの国による性格の違いは、その国の歴史や文化、言語、人間関係、環境など、様々な要因が絡み合ってできるものだと思います。
どこの国の人でも、お互い相手を理解するように努めて尊重し合えば、良い人間関係が築けると思います。
今日はここまで。
以上!!!